賭博師は祈らない 紹介
本日は2017年新作ライトノベルではんだごてが1番オススメしたい作品である『賭博師は祈らない』の紹介をしていきたいと思います。
http://dengekitaisho.jp/special/23/tobakushi/?rf=top_b
まず、目を引くのは【奴隷】という言葉だと思います。
賭博師である主人公がなり行きで奴隷のヒロインを購入する、というあらすじからも分かるようにこの作品はライトノベルでは比較的重めのお話です。
なので、学園ラブコメや異能バトルといったジャンルに飽きた人などにも新鮮な気持ちで読んでいただけるのではないかと思います。
そのほかオススメできる点が何点かありますので、要約しますと…
・世界観がしっかりとしている
・文章が読みやすく、描写が美しい
・厳しくも優しい物語
・賭博のトリックと伏線回収
・魅力的なキャラクター
賭博が広く行われていた時代をモチーフに緻密に世界観が描写されていて、ずっと浸っていたくなる雰囲気は新人作家とは全く思えないハイレベルなものでした。
キャラクターも魅力的でヒロインが可愛いことはもちろん、友人キャラやサブキャラ達と主人公の絡みがとても良い読了感を生んでいました。
以下のような人にオススメです。
・雰囲気の良い作品が読みたい
とある飛空士の追憶、旅に出よう などが好きな人など
・頭脳戦をする作品が読みたい
空ろの箱と零のマリア、賭ケグルイ などが好きな人など
・幸薄い系ヒロインが好き
奴隷のヒロインという特殊な設定ですので、最近でいうと魔法使いの嫁 などが好きな人など
3巻が2018年1月に発売されるので、よろしければこの冬に読んでみてはいかがでしょうか?