りゅうおうのおしごと 紹介・5巻感想

お久しぶりです!はんだごてです。

久々の更新ですね。最近エロゲとラノベにあまり触れてなかったので、書く記事がなかったのですが、本当にオススメしたい神ラノベの最新刊が出たのですよ!

その名も、りゅうおうのおしごと!

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このラノ2017だっけかで1位を取ったとかなんとか聞きました。

自分は将棋好きの兄貴の家に遊びに行った時にオススメされて1巻を貰ってから、続き全部買ったのですが、めっちゃくちゃ面白いです\\\\٩( 'ω' )و ////

いやー、久々にこんなにも熱いラノベを読みましたね。

基本的に自分が好きなラノベって、「熱い」作品よりも、『六花の勇者』や『空ろの箱と零のマリア』のような「驚かされる」作品が多いんですね。

でも、この『りゅうおうのおしごと!』に関しては手放しでオススメできます。

では、どんな本か軽く紹介を。


主人公は16歳で史上最年少で竜王となった17歳のプロ棋士

そんな主人公がスランプに陥っている時に、1人の幼女に「弟子にしてください」と頼まれ、試しに将棋を打ってみるとその子は神に愛されたような才能溢れる少女だった。

その子を弟子に取り、将棋を教え、周りの人と関わっていくうちに少しずつ成長していく…。


と行った感じのストーリーです。

この作品の特徴としては、結構将棋描写があります。

将棋のルールを軽く知ってるだけでも楽しめる描写なのですが、作者の腕が素晴らしく、本当に暑い描写が多いです。

将棋ペンクラブ大賞も取っており、また、監修に結構ガチの将棋の方をつけているため、素人が見ると全然粗はないように感じます。


この作品のお勧めできる点は

・軽い文章で読みやすい

・熱い描写の連続

・ヒロイン達が可愛いだけでなく、いろんな心情を持っている

・主人公が成長していく姿に感動できる

・主人公以外のキャラ達の活躍に感動できる


と行った感じですかね。

将棋と熱い描写というのはミスマッチな気が初めはしていましたが、最新刊まで読むと本当に熱い作品だなぁってなりました。

興味を持った方は是非手にとって見てください!


こっからは五巻の感想と、お気に入りキャラについて軽く語ろうかなって思うんで、ネタバレ注意!



お気に入りキャラ

・空銀子(左の子)

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いやー、一途で可愛いすぎますね!

3巻ぐらいからどんどんその可愛さが増してきたんですけど、4巻での過去の話や置いていかれるという切なさを見ると本当に報われて欲しいと願うばかりでした…。

5巻は反則か…!ってぐらいヒロインヒロインしてるシーンが何個もあって嬉しかったんですが…まあ、メインヒロインではないですから、この作品は特にそういう相手は明示してきませんでしたね。

とにかく、5巻の可愛さは反則!

2人で手を繋ぐシーンヤバすぎやろ…。

主人公の部屋に行くシーンは、主人公の気持ちもわかるし、銀子の気持ちもわかるから本当に辛かった。




5巻感想

とりあえず第1部完結?かな。

あとがき見た時はりゅうおうのおしごと!という作品自体が完結したのかと思ったけど、謝辞は次の巻で!って書いてあるからおそらくまだ続きます。

いやーーーー、ホンマに5巻は神回でしたねー。

正直4巻まででもめちゃくちゃ面白かったんですけど、5巻はさらにそれを上回ってきてましたね。

名人と主人公が将棋というゲームの真理に到達しようとするシーンは、野崎まどの『know』を思い出させられる素晴らしいシーンでしたし、桂子さんの主人公を鼓舞するために勝つシーンはぼろ泣きしましたし、天衣が実は主人公のためにじっと我慢しながら誰よりも主人公の将棋を愛してることが伝わってくるシーンもジーンとしました。

5巻は主人公が弱さと立ち向かって、しっかりと成長して、原点に立ち戻るっていう王道でのパターンを作者の力で素晴らしい作品に仕上げてくださってて、作者に感謝感謝です。

サイコーでした!